書店が改装してカフェ併設店としたところ、売上げがアップしたという事例が書かれています。
アマゾンに対抗?ツタヤとスタバ蜜月ぶりの理由
↑置ける本は3万冊減ったけれど、売上げは1割~1割5分アップしたブックカフェの事例が新聞に出ていたそう。
山口・道場門前の書店「文榮堂」が刷新 カフェ併設で「売り上げ140%増」
↑前年比で140%アップだとか。20~30代層の利用が急増したようです。
理由は
★カフェを目的として来店する人が出る
★滞在時間が増える → 購買確率が高まる
★カフェでの注文で売上げ発生
★文化的な香りに誘われ、オシャレな文具や雑貨類などを買ってしまう
といったことでしょう。
本屋さんは「本を売るところ」という固定概念から脱却したほうがいいのかも知れないですね。
(経営が苦しくて、どうにかしなければいけないといった場合)
単に本を売るところではなく、スターバックスのサードプレイスのような、何か場所的なコンセプトを運営側も持つほうがいいのかもしれません。
極端に書けば、本を買ってもらうのは「おまけ」で、オシャレで居心地のいい文化の香り漂う空間作りを心がけ、そこに来てもらうのを目的にする、といったような感じで。
(それだと蔦谷書店と一緒か?)